弐百年祭記念パーティー。

 本日は、刀町町内会が主催する唐津くんち一番曳山刀町赤獅子生誕弐百年祭記念パーティー。
 約3年もの歳月をかけて準備を重ねてきた弐百年祭事業の最終幕。40年ぶりに新調した長法被、5月5日に行われた天皇陛下御即位に次いで赤獅子生誕弐百年を祝う祝賀奉曳と記念式典、6月のお伊勢参りツアー、唐津くんち御旅所御神幸、そして町内会や町外の曳子など関係者が一同に会した本日のパーティー。
 刀町町内会は現在35世帯88名が暮らしておりますが、豪商が軒を連ねていたという赤獅子が誕生した当時(文政二年)は164名が暮らしていたと記録に残っているそうです。奇しくも、本日のパーティーは169名の参加予定者のうち体調不良などによる当日キャンセルによって参加者は164名。こんなことってありますかね。冒頭の実行委員長挨拶で「これも何かの御縁ですね、もしかすると本日ご参加の皆様が生まれ変わりではないでしょうか」とおっしゃいましたが、本当にそんな気がしてなりません。取締として締めの挨拶に登壇して会場を見渡すとさらに実感が湧き、挨拶の途中で不覚にも感極まってしまいました。間髪入れずに、続いて三年後に控えている三十三年ぶりの赤獅子総修復に向けた実行委員会が立ち上がります。次は先輩として後輩たちを温かく見守ります。
 いつまでもこの町が争いごとも災害もなく暮らせますように。

40年ぶりに新調した長法被。左は40年前に新調した久留米絣、右はそれ以前の丹前地の。

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