ワインボトルの色無地。

 食欲の、お洒落の秋を前に、待望の色無地が仕立て上がりました!
 とにかくお酒とノミュニケーションが大好きな彼女。この白生地を見たときに最初に頭に浮かんだのも彼女。「ちょっと面白いのを見つけたんだけど、」とメールで誘うとすぐにご来店。さっそく白生地を転がして、
 「これどう?」
 「うわっ、つくる!色は私に似合いそうなのに!任せるよ!」
 その潔さと言ったら相変わらず。以前レースのような地模様の淡い色のきものを誂えてくれたので、今回はワインボトルが目立ちそうな、それでいてあの帯もどの帯も合いそうな濃い目の鼠に。仕立て上がったことをこれまたメールで知らせると、お仕事帰りに立ち寄ってくれました。出来栄えにはとっても満足してくれましたが、「これからまたちょっと、」ときものは預けたまま相変わらずのノミュニケーションに夜の帳に消えて行きました。
 このきものにあるボトルの本数くらい空けてしまうんじゃなかろーか、、、つづく。

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