お姫様のような振袖。

 こんなに豪華絢爛な振袖は久しぶりのこと。
 昨年の今頃は部活まっしぐらで真っ黒すぎて、振袖に袖を通すなんて想像もできなかった彼女。大学生になってお嬢様らしさを?取り戻し、ご両親とおばあちゃんと一緒にいよいよ振袖探しに挑んでくれました。意外にも本人からの要望は少なく、僕の好みで探して来た振袖に文句の一つも言わずに次から次へと袖を通してくれる彼女。着替えるたびにすっかり大人に成長した姿に目を細めながらスマホで写真と取られるお母さんとおばあちゃん。時折、お父さんや離れた場所にいるご長男(お兄ちゃん)にLINEで写真を送りながら感想を求めたり。僕が最もお勧めだった一枚で最後に4人の心を鷲掴みしたかと思いきや、お母さんとおばあちゃんの印象に残っていたのは最初の一枚。ってことで最初の、そして最も豪華絢爛な一枚に決定。19歳の厄除けにもってこいの鱗文様に、カラフルな斜めのストライプが印象的な長襦袢がお嬢様唯一の見立て。
 成人式前の11月にご親戚の結婚披露宴でお召しになるとのこと。秋の楽しみがまた一つ、

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください