刺繍の家紋と縮緬の半衿。

151021b 先日仕立て替えでお預かりしていた四ツ身
 おじいさまの思い出の詰まった一枚を洗い張りして、お子様用に仕立て直したものです。背中には少し大きめに刺繍の花紋をあしらって。「半衿はいかがいたしましょうか?」とお母様に伺うと、「大好きな布を取っておいたので、それでおねがいします。」とのこと。見ると縮緬に花柄。オレンジ色の襟元にそっと乗せてみると、これがまたぴったり。帯はお祖母様のお召しになっていた紺地の名古屋帯を半幅帯に仕立て直して合わせました。
 元気いっぱいのお嬢様が「私のきもの!」って飛んで跳ねてよろこんでくれて、うれしさ万倍!

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