久しぶりにお宮参りのきものの誂えを承りました。
100日のお祝いを兼ねて7月にお召しになるとのことで、本来なら絽や紗などの生地をおすすめすべきところですが、「3歳のお宮参りでも着せたいから」と胴裏をつけない胴抜き仕立てに。せっかくならと重ねてお召しになる下着には紋紗をオススメ、数ある柄の中から撫子をお選びになりました。「残った生地は取っておいて、大きくなった時の長襦袢に仕立ててあげてくださいね」とは、財務大臣の曾おばあちゃん。曾おじいちゃんもご健在で、こんなにたくさんのご家族に恵まれたお宮参りなんて羨ましい限り。
そのお手伝いができるなんて、こんなに幸せなことはありません!