秋は木綿日和。

 朝一番、昨日伺う予定だった博多織求評会へ。
 博多織求評会とは、昭和25年から一年に一度開催されている博多織新作の品評会。博多織のなごや帯、袋帯、小袋帯、角帯のほか、着尺や小物などが出品され、きもの業界はおろか一般のお客様からの評価を伺う絶好の機会。到着すると、会場には多くのきもの姿。朝の肌寒さにちょっと厚手の真岡木綿を着て行きましたが、会場のみなさんは羽織姿。そっか、もう11月。ところで肝心の博多織はと申しますと、技術的にも意匠も素晴らしい作品が多く展示されていましたが、もっともっと攻めて個性的な作品があって然るべき!だと思いました。帰りに織元に立ち寄って、来たる夏への準備を整えたのであります。来年は浴衣に半巾帯もいいけど、八寸なごや帯がおすすめでっす!
 さ、明日から羽織を引っ張り出そっと。

*博多織求評会 https://hakataori.or.jp/event/hakataori-kyuhyokai-116

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