おばちゃんの振袖。

 「走るの楽しいです!」陸上に熱中している健康的で溌剌とした彼女。来春、成人式を迎えます。
 数日の帰省で、時間の無い中の小物合わせでした。「貸衣装をとも考えたんですが、みんなと同じようなのは着たくないし、ちょうどおばさんの振袖があったので」とお母様が広げた風呂敷の中には薄いベージュに大きくてカラフルな刺繍の蝶々たち。帯は臙脂色に桐と菊が鮮やか。「おばちゃん」とひと言に言っても、本人からするとお母さんのお父さんの妹、とどのつまり本人からするとおじいちゃんの妹さん。が60年ほど前に成人式でお召しになった晴れ着。
 「小物を2日で揃えます」と約束し、帯〆、帯揚、重ね衿、草履バックを取り寄せ。2日後の本日、鏡の前で試着しながら小物を合わせて行くと、ご本人もお母様も大満足。半衿をつけて、長襦袢の寸法直しをして、帯のお手入れをしたら、あとは成人式を待つばかり。
 晴れ渡った青空と日焼けした笑顔が映えた1日でした。

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