第6回『向島めうがや』足袋誂え会

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個性やお好みにあわせて、ふたつとない履き心地を。


期間:平成25年2月16日(土)・17日(日)の二日間限り
時間:16日/13:00〜19:00、17日/10:00〜17:00
会場:池田屋呉服店二階
内容:『向島めうがや』6代目によるお誂え足袋の採寸
   一足からお求め頂ける既製品足袋の販売
料金:型代10,500円+足袋6足の代金
   白キャラコ4,410円、別珍6,090円、本麻5,460円、綿柄5,355円〜/足(4枚コハゼ)
   ※5枚コハゼとサイズが25.0cm以上は、各210円増し。
定員:先着25名様限定【日時とも完全御予約制】
問/申:池田屋呉服店
※お支払いは採寸当日の現金一括払いとなっております。


 ここ数年、「既製品の足袋ではどうもしっくりこない」「足の大きさやカタチが左右で異なる」などお足元に関するご相談が後を絶たちません。何度かセミオーダーというやり方で誂えを試みましたがご満足頂けず…。
そこで平成21年9月、初めてお江戸は向島にあるお誂え足袋の老舗『向島めうがや・六代目』をお招きして誂え会を開催。以来、多くの皆様に採寸に臨んで頂き、時間と手間をかけて仕立て上がった正真正銘の誂え足袋の心地よさをお届けしています。

まずはご希望の日時をご予約

 当日は採寸のみですが、お客様の御要望を伺いながら片足に付き30カ所近くも採寸致しますので、お一人様につき約30分を要します。そこで無駄な待ち時間をつくらないためにも、完全予約制といたしました。一時間毎にお一人ずつご案内いたしますので、事前にご希望の日時を御予約ください。

当日は素足になって採寸

 予約のお時間にお越し頂きましたら、さっそく素足になって採寸開始。ここで重要なのは、みなさまからの御要望をたくさん頂くこと。「お客様の好みや個性をくみ取り、理想の形にするのがお誂え」とは五代目御主人のお言葉。ただ単に採寸して仕立てるだけでなく、お客様の御召しになる場所や環境なども誂えるにあたっては重要な要素。ご遠慮なく御要望をどうぞ。

採寸当日の現金一括払い

 型代10,500円+足袋六足分のお代金と言うことで、最初にお支払い頂く額が少なくありません。
 例)六足すべて白キャラコ足袋(四枚コハゼ/〜24.5cm)の場合
 型代10,500+白キャラコ足袋4,410円/足×6=36,960円(税込)
 さらには納品どころか一足もお届けする前にお支払い頂くのはたいへん恐縮ですが、採寸当日の現金一括払いのお約束となっております。必ずご満足頂くお仕立てをお約束いたしますので、何卒ご理解頂きますようお願い申し上げます。

約2ヶ月後に最初の一足がお手元に

 採寸の約2ヶ月後、今回の場合は4月中旬頃でしょうか。採寸した寸法をもとに作成した内、外、底の左右それぞれ三枚ずつ、合計六枚の型紙から一足目の足袋が仕立上がって参ります。御注文頂いた六足のうちの一足なのですが、これが試し履き用でもあります。そしてこのシステムが誂え足袋屋「向島めうがや」の真骨頂。
 細部にわたって採寸して仕立てたとは言え、足なじみのよくないこともあります。あるいは「洗濯してみたらしっくりこない」ってことも。そこでまずは最初に届いた一足を試し履きするというモノ。4〜5回ほど繰り返し洗濯をしながら履いて頂き、足なじみを確認。これで問題がなければさっそく残りの五足を仕立てて頂きます。反対に万が一しっくり来なかったは、数ヶ月後に再びめうがや6代目にご来店頂く機会を設ける予定です。そこで一足目をお履きになった姿を直に拝見、修正を加えて再び型を作り直し、同様に一足目が届く運び。ここまで丁寧に努めて頂きますから、どうぞご安心くださいませ。

さらに約2ヶ月後、残りの五足が到着

 一足目にGO!サインをだしてからさらに2ヶ月、ようやく残りの五足がお手元に。白足袋だけじゃなく、木綿の柄足袋、別珍足袋、本麻足袋、コハゼの代わりに紐を結ぶ紐足袋、くるぶしまでしかない浅い足袋など、御要望にあわせてどんな足袋でも誂えることができます。さらに採寸時にお尋ねになりますが、コハゼにご自身のお名前を入れるサービスも含んでございますのでぜひ御利用下さい。

その後の追加は一足から、サイズの微調整も可能

 採寸して作成頂いた型紙は、めうがやさんが責任を持って保管されます。もしも最初の六足以降で同じ型紙を用いて追加の御要望があれば、いつでも一足からご注文頂けます。