辻が花×眼鏡格子

 タイトルからすると、ピンと来ない組み合わせ。
 ですが、この上ない幸せそうな組み合わせ。本日、コーディネートの相談でご来店のお客様が持ち込まれたのは、桐生で生まれた三重組織の風通織成瀬優さんが辻が花を染め、村江菊江さんが丹精を込めて織られた眼鏡格子のなごや帯。それぞれ実に10年以上前にお買い上げ頂いたにも関わらず、来週末にはじめて袖を通し、結ばれるきものと帯。少々カビ臭いなんてのはご愛嬌で、ご覧ください!糸づくりから拘って織られた帯の光沢を!絹本来の艶やかさを損なわない染めと織り。これぞまさに染織作家の手仕事といったところ。この素敵な帯が、風が吹くとそよぐほど軽い風通織の深い深い紫色のきものに結ばれる、裾には辻が花だなんて、、、カッチョイイ!!!
 着付はお知り合いの美容師さんに頼まれたのが残念無念。お召しになった姿を見たい!

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