背中に抜き紋を一つ。 2017年6月17日2017年6月19日 若旦那営業日誌 葡萄唐草文の白生地から染めを依頼していた色無地が上がってきました。 背中に一つだけ家紋を入れる、要するに色無地一ツ紋付ということになります。この春から幼稚園の先生になって社会人デビューを飾った、もとい社会の厳しさを肌で感じているお嬢様へお母様からのプレゼント。あまり見かけない「左一ツ丁子巴」という家紋を染め抜きました。これから仕立て屋さんの手に委ねます。 代々ご家族が受け継がれている大切な家紋は、お母様が誂えてくださった証にもなるのです。