今年に入って何枚目になるでしょうか、色無地の染め替え。
今回の一枚は、(もともと染まっていた色を写真に撮り忘れてしまいましたが)淡い色から(写真では濃く映っていますが)淡い色への染め替え。しかも全体にシミや変色が多く見られました。抜染と言って、もともと染まっていた色を一度色を抜いてからご希望の色に染め替えました。が、ご覧のとおり、染め屋さんが心配していた袂のシミと変色が残ってしまいました。お客様にはその可能性と、こうなった場合は無事な裏側(写真下)を表にして仕立てることを御了解頂いていましたので、想定内の予定通りにこれからお仕立てへ。
色無地って素晴らしいですね、どうにかして蘇るので。染め屋さんも、万歳!