おじいちゃんの着物。

 「おばあちゃんの着物をもらった」という話はよくあることなんですが、今回は「おじいちゃんの着物をもらった」というご相談。
 むかしむかし、おじいちゃんは着物をよくお召しになっていて、とりわけ大島紬のような肌触りの良いものを好んでいらっしゃったそうな。幾度も袖を通しようやく体に馴染むようになってきた頃、それらの着物は山を越え谷を越え唐津までやってきた。それらの着物たちと出会ったのは、とあるバイオリン弾き。着物と一緒にやってきた長襦袢を見てみると、、、なんとも可愛らしい大工さんにやっこさん。「これは素敵!」と勧めに勧めてまた袖を通してもらえることとなったそうな。
 今日の話はこいばっかり。

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