一目惚れの長襦袢。

　その名を「重ね横段」と言います。
　先日の京都出張の折に羽織やコートの裏地として仕入れた生地を、誠に勝手ながら「いかにも！」というお客様にご覧に入れたところ、「これは長襦袢が欲しい！」とご注文を頂きました。羽織やコートの裏地としても目を引く色柄で、丁か半か！みたいなところがありますが、これを襦袢でお召しになりたいというお客様には「ははぁ〜、」と両手を床についてただただ頭を下げるしかありませんでした（笑）。また近くにきものをお召しになる機会がおありのようで、秋はお洒落も楽しみも深まるばかり。
　さて。どの色をどこに配置して、、、時に苦労する柄合わせも楽しみの一つ。