団結の裏地選び

 唐津くんちまで2ヶ月を切りました。
 くんち装束の仕立てのご依頼やお問い合わせも徐々に増えてきました。さて、これまでも取り上げましたが、長法被という装束の裏地選び。「海に関する物で、」というご要望を頂いき、波頭に龍と宝船を各4色ご用意しました。表地とよく似たブルーグレーにするか、ちょっと粋にベージュにするか。仲の良いお二人で同じ物を選ばれるそうです。表からは見えなくても同じ裏地を身につけていることが団結力を高めるのかも知れません。曳山のある町に生まれ育った僕には当たり前の環境が、いかに恵まれたものであるかを毎年11月が近づく度に改めて実感します。
 トランプや世界のタバコなど、まさにたの追随を許さない色柄も用意してお待ちしております。

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