藍の浴衣と白い紗献上。

 数日前に一度ご来店頂き、「今年の夏は久しぶりに浴衣を着ようと思って探してるんですけど、仕立上りじゃ合わないんですよねー」とおっしゃるのも仕方ありません。だってご身長が170cmで手も足も長くて細い!DNAが母娘3代に渡り受け継がれています。
 最初は黒地をお探しだったのですが、いくつかご覧に入れた中から昔ながらの長板で藍色に菊が白く染め抜かれた写真の一枚に。迷われていた帯は「今度母を連れてきます!」と本日ふたたび。最初選ばれていた淡い緑に芭蕉が織られたのと、写真の白地に幾何学模様が織られたのと迷われていたのですが、やや寂しい印象のあった白い方に三分紐で色を差してみると、「あぁこっちだね」と専属スタイリストのお母様。
 今年の夏は惜しげなくお召し頂きたいものです。またしても夏の楽しみがひとつ増えた梅雨休みのある日のこと。

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