恒例、2月の京都出張3日目。

160203 最終日は、秋に向けた二つの工房見学へ。
 まず一軒目は、ポーランド生まれの琥珀に魅せられて情熱を注ぐプロフェッショナルの工房というよりも御殿へ。伺うとすぐに案内された応接間からの眺めは、(写真が掲載できずに残念ですが)国家プロジェクトの研究拠点となっている京都大学の見事な施設越しに京都市内が一望できるのダダダ!ポーランドといえば旧社会主義国、ショパン、アウシュビッツ収容所の3点セットくらいしか知らなかったのですが、美しい街並みにはじまり産出されて磨きだされた琥珀の美しさに心を奪われてしまいました。近くポーランド生まれの本物の琥珀をご覧頂く機会を設けますので乞うご期待!
 つづく二軒目は、糸屋にはじまり白生地屋を経由、今では京都西陣を代表する御召屋さんとなって全国をまたにかける老舗のギャラリーへ。こちらも残念ながら写真を掲載することは叶いませんが、展示されていた単衣・うすものともに素敵な作品ばかり。弊社は秋商戦を目論んでいましたので、事前に問い合わせていた男物とともに秋冬向けの反物を拝見しました。が、それらと同じくらい気になったのが、展示作品の周りを彩るカラフルな本棚。どこの織物屋さんに伺っても資料の量たるや莫大なのですが、それを敢えて魅せる形にして置いてあるあたりが憎い!お召し心地抜群の織物たちも年内には企画展として紹介できるでしょう。ご期待ください!
 といったところで今回の出張は無事に終了。新幹線に飛び乗り、お父さんを待ちわびる子供たちのもとへ!

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