初釜は必ずきもので。

160117 毎年恒例、初釜にお出かけになる4名様の着付をお手伝いしました。
 きものを滅多にお召しにならないお客様ですが、初釜には毎年必ず。逆手を取って申し上げるならば、「初釜に着る」のを楽しみに誂えていらっしゃるのです。写真が今一歩手前で申し訳ないのですが、この袋帯こそこの日のために!当初は「急用が入って初釜に行けなくなりました(涙)」とまさかの連絡を頂戴したのですが、どうやらお客様の急用の日にちを勘違いされていたようで無事に本日を迎えました。あいにくの小雨交じりでしたが、無地、無地、御召、伊勢型小紋とそれぞれの個性に合わせて色や地紋の違う、それでいてどなたかお一人が目立つこともない仲睦まじい組み合わせ。
 僕自身の初釜よりも、新春になくてはならない行事のひとつになりつつあるのです。

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