小千谷縮の反物で甚兵衛の誂えを承りました。
「主人はとにかく暑がりで、これが一番喜ぶんです」と約6年ぶり。色柄が被らないようにと以前お誂え頂いたモノを思い返しても返しても思い出せないのと、寸法の控えはあるものの細かい部分を確かめたかったので、前回お誂え頂いた三枚をご持参頂きました。するとまさかの無地!その前がうっすら憶えていた黒地に白のピンストライブ、その前の木綿のゆかた地は黒地に亀甲柄。そして今回は極小のギンガムチェック。ずいぶんお召しになっていらっしゃるようで、麻も木綿も肌さわりの良い柔らかさになっていました。
そういえば、、、たしか前回は父の日に間に合うように仕立てたん、、、だったかと。