おばあちゃんからの贈り物

150419 間もなく故郷を離れるお孫さんの「浴衣がほしいよ」って可愛いお願い。
 お孫さんの姿を思い浮かべながらあれこれ浴衣を手に取られると、思い出話も自然と溢れてまいります。決まったのは、おばあちゃん思いのお孫さんに似合いそうな、生成りに藍色の萩の浴衣。生まれた街を遠く離れて頑張るお孫さんを、毎夏きっと励ましてくれる。希望に満ちた旅立ちにふさわしい、そんなおばあちゃんからの贈り物。「むかしは、私も浴衣くらい縫いよったとですけどねぇ」というお言葉に、
 「それではお仕立てはミシンではなく手縫いにいたしましょうか」と申し上げたのでした。

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