伊勢型紙に用いる柿渋で染めた美濃和紙を彫って栞をつくってもらいます。
冬将軍の到来はたまた選挙か、ただの言い訳か、企画展2日目は圧巻のスロースタート。どうなることかと迎えた昼下がりあたりから続々ご来店、おかげさまでドタバタ劇は営業時間内には収まらず午後八時をまわりました。写真は、その先陣を切ってくれた友人が挑戦した伊勢型紙の栞づくり。サクッサクッと丸い彫刻刀を押して渋紙に穴を開けて名前を彫ってもらい、型紙を彫るのが如何に大変かをご理解頂いてるんです。今夜もそうしてご理解頂いたお客様が、あの柄とあの柄をお気に召して頂きました。履物はもちろん刺繍の半衿も大好評でっす。
明日はいよいよ毎度忙しい最終日。ひとりでも多くの方に伊勢型紙の魅力を伝えたいと思います。