祭りのあと、

141109 丸洗いやらほつれ直しやら、次々と運び込まれてきます。
 ちょうど一週間前は宵曳山の真っ最中で、唐津の街は大賑わい。なんて余韻に浸ってる間もなく日常の業務が再開しておりますが、毎日のように唐津くんちの衣裳に関するご相談が絶えません。本日は「クリーニングに出そうとしたら、脇が裂けてたんです」って、どんだけ鈍感なんですか!?生地はしっかりしているので補修する価値はありますが、これだけの生地が裂けたのに気付いてないって大したもんです。裏から布を当てて補強しながら修繕してもらうしかありませんね。そしてもうお一人は、「古くて裂けた衿を新しいのに取り替えて欲しい」とのこと。拝見すると衿付けの縫い目も裂けていたので、新しい衿の染め上がりを待って修繕しまっす。
 唐津くんちまで、あと358日に迫ったある日の出来事。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください