朝一番から着付レッスンが続き、お手入れのお持ち込みや振袖の受け取り、七五三や唐津くんち装束の仕立てのご相談などでドタバタ劇だった午前中を無事に終えた午後のこと。
はじめてお目にかかるシティーガールトリオが御来店。そのうちのおひとりが、浴衣から衣替えをして展示をはじめた伊勢木綿の綿麻に目が止まられたのです。一旦は割引を始めている浴衣の反物たちも提案したのですが、これからの季節を考えて綿麻ふたたび。だったらと木綿の反物をコロコロと転がしてみるとご興味はさらに膨らみ、、、ご一緒のおふたりも輪に仲間入り、ついには鏡の前へ。おひとりは少し重心が後ろがかりでしたが、「とりあえず鏡の前で見るだけ見てみたら?」という最高のビロードタッチパスを受け取った僕はすかさず反物とお客様と一緒に鏡の前へ。すでに雌雄は決していたのです笑。3人のうちおふたりは片貝木綿を、言い出しっぺのおひとりは伊勢木綿に首里道屯織の半巾帯を。
お話を伺うと、3人は東京のご出身で幼稚園からの同級生。(言い出しっぺの)おひとりが福岡との二拠点生活を始められたのがきっかけで「佐賀は初めてです!」とおっしゃるおふたりが遊びに来られたとのこと。そんな素敵な旅路の途中で勇気を振り絞って池田屋呉服店の暖簾をくぐってこられたことに敬意を表します!いつの日か唐津くんちで同窓会が開かれることを切に願って。

