畳表のお色直し。

畳表のお色直し。

 「鼻緒を選びたい」と本日夕方4時の御来店予約。
 紙袋から顔を出した畳表草履は革底の本格派。他店で手に入れられた一足には真新しい組紐の鼻緒が挿げられていましたが、お客様のお好みとは程遠く。お色直しのお手伝いには弊社を選んで頂きうれしい限り。あの浴衣、この浴衣、あの木綿、小千谷、近江、あの単衣にあのなごや帯にも合わせて履いてもらいたい、そうそう、先日の向島めうがや足袋誂え会で選ばれた柄足袋にも相性よく。すべからく墨色単色の組紐が美しい表に象牙色の裏の相対する2色に寄り添う亜麻色の前坪で整いました。
 さすがに畳表は私の手には負えないので京都にてお色直し。この夏、目白押しの出番が待ち遠しい。

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