出張浴衣レッスン!再開。

顔出しOK!を頂いていた後半の部の浴衣姿

 先月開催した唐津西高校の1年生全4クラスに続き、出張浴衣レッスン!怒涛の7月は唐津南から幕開け。
 早朝から降り続く記録的豪雨の影響で残念ながら登校できなかった子どもたちが10名ほど(うち男子2名)いて、もともと生活教養科に3名しか在籍していないのでまさかの1on1。毎年45分授業の2コマを頂いて、男子は最初の1コマに帯結びで後の1コマで浴衣と帯、女子は前半に浴衣で後半に帯までという流れ。なのですが、ここ数年は1クラスを半分に分けて1コマ45分のうちに浴衣から帯までとなっているので、よほどうまく行かない限り浴衣も帯もというわけには参りません。が!本日の男子生徒は過去一番の手つきの持ち主で習熟度も群を抜いていました。いつものように一緒に着ながら練習する前にひと通り浴衣の着方と帯の結び方を見せましたが、なんとそれだけでほとんどを覚えてしまい口どころか手も出さずに自分で着れるようになりました!あまりの嬉しさに女子のお稽古を中断して見せに行ったくらい。将来は料理人になりたいと言っていた彼に「せっかくこれだけ着れるんだから今年の夏は浴衣で出かけたら?」と提案するも、優しく微笑んで「いいえ、興味ありません(ニコッ)」とあっさり。けど彼の覚えの早さといい丁寧な所作といい、きっと上手な料理人になるに違いないと感じました。
 そしてさらに嬉しかったのは、授業終了後に先生から「彼の楽しそうに話しているところやあんな笑顔を見たことがありません!」と実は喜んでくれたんだと思ったこと。
 

過去1番の手つきと習熟度だった彼は料理人志望。
過去1番の手つきと習熟度だった彼は料理人志望。

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