新郎のお母様とお嫁さん。

黒留袖をお召しになった新郎のお母様とお嫁さん。

 今朝は開店前におふたりの着付をお手伝いしました。女将が、
 おふたりというのが、めでたく三男くんが結婚されるのが嬉しくってたまらないお母様と長男くん(は僕の同級生)の奥さん。つまりお母様からするとお嫁さん。新郎のお母様と義理のお姉さんという図式でもあります。お母様はうれしくってうれしくってずいぶん前から御予約を頂いていました。実は「自分で着れるように優子ちゃん(女将)に習いたい!」ともおっしゃったのですが、さすがに比翼仕立ての留袖でしたのでお断りしました(笑)。
 お母さんに次いでお嫁さんの着付を終えると、義理のお母さんを抱きしめてひとこと「お母さん、おめでとう」。するとお母さんが「また留袖が着れてよかった」と御子息の結婚祝いをお嫁さんと分かち合う気持ちを「留袖が着れて」という比喩で返されたところが(同級生のお母さんという愛着を込めて)おばちゃんらしくって。
 本日のおふたりで先月から今月にかけて着付をお手伝いしたのが総勢69名様。いよいよ残すところあとおひとりとなりました。「女将さん、ありがとう」と僕は心から言えるのでしょうか。それはまた次回に講釈にて、

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