執念の京都出張2日目。

執念の京都出張2日目。

 昨日もよく歩いたと思っていましたが、今日はお客様から頂いたありがたい御所望品を見つけるために本当によく歩き続けました。疲れを知らない、かの岩佐の草履にはじめて悲鳴をあげるほど。ふぅ、京都は身を切る寒さが続いていますが、今日は(祖父だったか誰からだったかな)お譲りを僕の寸法に仕立て直した軽くてあったかいのなんのって結城紬のおかげさまで頬以外はほっかほか。
 さて、2月と言えば浴衣や夏物の発表です。ここで注文しないと好みの浴衣を揃えることができません。ということで本日は浴衣から。うれしいことに新しい染め元ともご縁ができまして、これまでにはご紹介できなかったカッチョイイ浴衣をこのゴールデンウィークに発表いたしますので、乞うご期待ください!そのほか近江ちぢみや小千谷ちぢみ、片貝木綿なども併せて。このほか訪問着に袋帯、黒紋付一式、に一格上の黒紋付、振袖向けの白生地に半衿や帯〆や帯〆などの小物、小紋に合わせるなごや帯、袴に合わせてお召しになる小紋、男物の羽織の裏地に羽織紐、そして今回もっとも難題だった男物の夏の兵児帯。に、女将から追加注文の入った訪問着に合わせる袋帯、帯〆に帯揚。最後の最後に嵐山にある工房にて七夕への仕込みを終えて本日の全日程を無事に終了。ふぅ、
 けどまだまだ探せてないものがひとつふたつ、併せて明日は今回最大の山場を迎える。つづく、
 

絽の兵児帯とほっこり木綿のやわらかい角帯。
絽の兵児帯とほっこり木綿のやわらかい角帯。

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