唐津くんちに欠かせないアイテムのひとつが、強度のある木綿の生地を表と底(足の裏)に用いた石底雲斎足袋。
「石底」とは2本の糸を撚り合わせた双子糸を経糸(たていと)に、緯糸(よこいと)に太いのと細いのを交互に織り込んだ厚手の織物で、職人さんや祭り装束として履く足袋の底に用いられる生地のことを言います。「雲斎」とは石底と並んで強度のある木綿の雲斎織のことで、黒や紺色の糸を用いて足袋の表地に用いられる生地のことを言います。つまり石底雲斎足袋は、丈夫な足袋の代表選手。
そしてこの度!唐津くんちを前にこれまでの白い石底に加えて、汚れの目立ちにくい黒い石底生地を合わせた足袋をつくりました!清潔感の「白」を取るか、汚れが目立ちにくくってこれまでにない隠れたお洒落を楽しむ「黒」を取るか、曳子のみなさまのたのしみをひとつ増やしました。25.5cmから28.0cmまで0.5cm刻みで用意しておりますが、数に限りがありますのでどちら様も早い者勝ちの恨みっこなしでどうぞ。
さぁみなさんはどちらを選ばれますか?