「きっと男の子」のお宮詣り。

きっと男の子のお宮詣り

 お腹の大きな大きな新米お母さん候補生と若々しいおばあちゃん候補生がおふたりで御来店。
 「実はもう予定日を過ぎてるんですけど、なかなか逢いに来てくれないので先にお宮詣りのきものを見に来ました」とおふたり。男の子か女の子かを伺うと「男の子って言われてるんですけど、生まれて来るまではわからなくって、、、」と新米候補生らしき発言を微笑ましく受け止めつつ男の子のきものを次々に広げ、おふたりに「それぞれどのきものがお好きですか?」と尋ねると「コレッ!」といきなりの満場一致。「けど、、、本当に男の子が生まれて来るまではわからないのて、、、」と男の子でも女の子でも無事に生まれて来ることを祈るのは当然のことながら、さすがに進歩した医学のもとで男の子と女の子が間違って生まれて来ることは聞いたことがありませんが、男の子の元気な赤ちゃんが出逢いに来てくれるまではひとまずお取り置きすることに。
 先方の御紋も伺って準備は万端。母子ともに健康を祈っておめでたい日を待つばかり。

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