即決!岩佐の草履。

お手入れと岩佐の草履

 お正月にお召しになったご夫婦のきもの一式を、2割引キャンペーン期限ギリギリセーフでお預かりしました。
 ご主人様がお召しになったシルクウールのきものと羽織、奥様がお召しになった、羽織、なごや帯長襦袢。このうちご主人様のきものと奥様のきものと長襦袢丸洗いへ、汚れの見つからなかったなごや帯プレスのみ、ご主人様の羽織は特に問題がないので何もせず、奥様の羽織は袖にあったシミ抜きのみ。2割引キャンペーンでお得とは言え、やらなくても良い丸洗いほど無駄な出費はありませんから。点検をしてそれぞれに合わせてそれぞれの手を加え、、、る予定です。これからお客様に内容と金額をお伝えしてご了承を得てから加工の手配をします。本来ならばその場でお伝えすれば良いのですが、お急ぎの場合やお預かりする量が多い時にはお待たせをするので、「後ほど点検して連絡をします」方式を採用しています。
 そして!以前から「私も草履が欲しい!」とおっしゃっていたお母様が同行されていたので、届いたばかりの岩佐の鼻緒をご覧に入れると「あ、コレ!だって迷っても時間がかかるだけだもん」と即決。台を覆う生地の種類や色も。「じゃあ、コレにコレで!」とこの上ない潔さで勉強になりました。フェイクレザーの「栗皮茶」を台に、山吹色に赤と白と墨の縞が粋な鼻緒、先ツボはついているそのままの「葡萄茶」。こりゃまた楽しみな一足が仕立て上がりそうです。
 今年はお母様にもきものをもっともっとお召し頂くぞ!オーッ!!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください