白無垢から始まった振袖物語。

白無垢から始まった振袖物語。

 今年4月に御相談を頂いて以来、ご本人とお母様と僕と若女将と4人5脚で筆を走らせ続けていた振袖物語がひとつの区切りを迎えました。
 「無地の振袖が着たい」と願うお嬢様とそれを叶えてあげたいと目の奥に炎を燃やすお母様。どうやったら叶えてあげられるか少ない知恵を絞っているところへ見つかったのが、おばあちゃんの袋帯。続けて長襦袢とともにおばあちゃんがお召しになったという白無垢。そこからは自ずと筆が走り出しました。
 振袖の表地や八掛に長襦袢の袖を染め岩佐の草履で足元を固め、ようやくすべてが仕立て上がったところで最終の小物合わせにお二人を迎えました。生地でご覧になるのと、実際に袖を通してみられるのでは訳が違います。鏡越しにご覧になる着姿やいかばかりか、そこに僕と若女将なりに決めていた半衿重ね衿、おばあちゃんの帯を結んだ上から帯〆帯揚を合わせながら。何が嬉しいって、僕らが描いた振袖物語にご本人もお母様も夢中になってくださったこと。本当に特に迷われることもなく小物はアッと言う間もなく決まりました。写真の衿元をご覧ください。こんな色の無地の振袖、写真には写っていませんが振りから覗くあんな色の長襦袢の袖、きっとこんなに素敵な新成人は他にはいらっしゃらないでしょう。着姿も然ることながら、おばあちゃんが嫁がれた時にお召しになった白無垢が振袖生まれ変わったという想いが重なっていますから。最初に「ひとつの区切り」と申し上げたのは、これから何度もお召しいただくことでこの幸せな振袖物語が続いていくから。まだまだ終わりはありません。まずは前撮り、成人式当日が本当に楽しみです。
 はじめて御来店の日から、僕たちを池田屋を信頼してくださったことに心から感謝申し上げるばっかりです(涙)。

追伸
今日は夕方に浴衣をお召しになる4名様の着付をお手伝いしました。若女将が、

白無垢から始まる振袖物語(R3.4.26)☞ https://kimono365.jp/?p=15077

《令和3年》
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8月の実績 8名様
着付サービス8名様(男0女8)
着付レッスン0名様(男0女0)
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8/1 4名様(着4名様:レ0名様)
8/3 0名様(着0名様:レ0名様)
8/4 0名様(着0名様:レ0名様)
8/5 0名様(着0名様:レ0名様)
8/7 4名様(着4名様:レ0名様)

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7月の実績 57名様
着付サービス7名様(男0女7)
着付レッスン50名様(男1女49)
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6月の実績 13名様
着付サービス1名様(男0女1)
着付レッスン1名様(男0女12)
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5月の実績 9名様
着付サービス6名様(男0女6)
着付レッスン4名様(男1女3)
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4月の実績 39名様
着付サービス36名様(男0女36)
着付レッスン3名様(男0女3)
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3月の実績 44名様
着付サービス42名様(男1女41)
着付レッスン2名様(男0女2)
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2月の実績 8名様
着付サービス2名様(男0女2)
着付レッスン5名様(男2女3)
半衿付けレッスン1名様(男0女1)
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1月の実績 38名様
着付サービス34名様(男4女30)
着付レッスン4名様(男0女4)
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