月に2日しかない定休日明けの本日、毎度登場する松坂木綿のギンガムチェックにネル裏の十字刺子足袋を。こちらは毎度毎度の岩佐の草履ではなく、桐に千鳥格子のビロードを貼ってある下駄でたまの履き心地転換。
そんなこんなで近所を歩いていると急に袂を引っ張られて振り返ると、「何の仕事をしていらっしゃるの?どこのお店?」と尋ねられました。これを非常識と捉えるか、天然あるいは年の功あらずと割り切れるかで大きく展開が違いますが、然しもの僕も呆気に取られて選ぶまもなく後者でした。
池田「近所で呉服屋をしてます」
淑女「どこね?」
池田「この先にある池田屋呉服店と申します」
淑女「あらそうね、近頃はきものを着る機会がないから大変やね」
と言い残して立ち去られました。同じ写真をインスタグラムにアップしたら同世代からは共感をえたのですが、、、オバサンって強いですよね。急に袂を引っ張っておいてこれですもの。まだまだきものに未練があるんでしょうね、わざわざ声を掛けてくださるのですから。この手の方を、人呼んで「きもの警察」。けど関心を持たれないよりも嬉しいのです。若女将の様に衣装持ちではありませんし色柄もさほど浮き沈みがありませんが、ふたたび関心を持って貰えるように着方や組み合わせなど精進致します。
次に今日のオバ様とお会いしたら「今日のきものはいかがでしょうか?」って先生パンチを浴びせよっと。
フッター
◉岩佐の草履誂え会
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◉きもので過ごす、お正月/365。
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12月のきもの成績
若女将3vs3若旦那
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○11月/29vs30
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○10月/29vs30
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◉9月/27vs26
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△8月/27vs27
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△7月/29vs29
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○6月/27vs28
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△5月/26vs26
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○4月/27vs28
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△3月/29vs29
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◉2月/27vs26
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◉1月/27vs11
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