知念さん、屋冨祖さん、伊差川さん。

知念さん、屋冨祖さん、伊差川さんの紅型なごや帯たち。

 名残惜しい最終日。本日も嬉しいことに、唐津から、池田屋から沖縄や全国にある染織品の産地を応援してくださるたくさんのお客様で賑わいました。中には福岡市からきものをお召しになって御来店頂いたお客様も。本当に嬉しい嬉しい三日間でした。
 新型コロナウィルスが日本国内でも広がりを見せはじめていましたが、まだ感染者の拡大を楽観視して3月末に沖縄を訪ねました。そして伺う先々の工房で僕なりの好みを申し出て紅型や花織の製作を依頼し、それぞれが上がってくる6月頃には終息に向かってお客様にご覧頂けるだろうなんて安易な考えだったのが一変。苦しい日々を何とか乗り越えて、この企画展の開催に踏み切るまでには何度も自問自答や家族との協議を重ね、本当に勇気のいる決断でした。開催を決断した後も、お買い上げどころかご来店頂けるのだろうかと心配が絶えませんでした。
 と、こ、ろ、が、蓋を開けてみると初日は開店前からおひとり、そしてまたおひとりと蜜を避けるように時間を区切ってご来店が続きました。それは2日目も変わらず、3日目つまり最終日の本日も最後の最後までお客様に楽しんで頂けました。なんて本日は主役の知念紅型研究所以外にも、屋冨祖幸子さんや伊差川洋子さんという名だたる女流作家のなごや帯も嫁ぎ先が次々と決まって行きました。そのほか朝一番には3歳の七五三詣りのお客様をはじめ、伝統的な琉球絣をと書いて無地のきものに葛の繊維を緯糸に織った帯を合わせて、久しぶりの着付教室後に紅型を楽しんでもらったり、お二人のお孫ちゃんたちのお正月様にきもの一式、遥々福岡市からきものをお召しになって琉球絣を楽しみにご来店頂いたお客様など、今日も1日、3日間ともに楽しんで頂けたと感無量。
 日々大変ですが、なんくるないさぁ。みなさま本当にありがとうございました。

生地と地色が池田屋オリジナル/知念冬馬作『パイナップル』
生地と地色が池田屋オリジナル/知念冬馬作『パイナップル』
生地と地色が池田屋オリジナル/知念冬馬作『パイナップル』
結ぶとこんなに表情が違ってお洒落。

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9月のきもの成績
若女将24vs23若旦那
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△8月/27vs27
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△7月/29vs29
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○6月/27vs28
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△5月/26vs26
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○4月/27vs28
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△3月/29vs29
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◉2月/27vs26
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◉1月/27vs11
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