盆の長雨。

140815
 僕の記憶では、お盆にこんなにシトシトと雨が降った記憶がありません。
 今夜は毎日の御礼供膳に素麺とおはぎを加え、家族でお経を上げた後に送り火を焚き、近くの浜へ精霊とともに無事お送りしました。しかしながらお寺なのか仏壇なのか心に寄り添っていらっしゃるのか、ご先祖様が一体いずこへいらっしゃるのか?という疑問は相川らず拭えませんが、僕たちが今を生きているのはご先祖様のおかげさまということに変わりはないわけですから、少々の雨なんかに負けるわけにはいきませんね。
 さてそんなお盆の最中、今秋七五三詣りを控えていらっしゃるお嬢ちゃんのきものと二部式襦袢が仕立て上がってまいりました。いずれもご先祖様のきものや長襦袢を洗い張りをして四ツ身に仕立て直した、ご家族の想い出が詰まりに詰まった逸品です。四ツ身にしてはやや地味な感が否めませんが、小物でググっと明るく可愛らしく仕上げる予定です。
 どうかご先祖様、そしてお天道様、七五三詣り当日は晴れますように!

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