可愛らしく、カッチョイイ。

 七五三詣りのお手伝いも大詰めを迎えようとしています。本日は朝一番からお母さんの着付。その間にお姉ちゃんは美容室でヘアメイクと着付。お姉ちゃんが仕上がった頃を見計らって妹ちゃんの着付。
 唐津神社すぐそばにあるフォトスタジオを予約されていた写真撮影も、お詣りも終えられたちょうどその頃。塩梅良く通りがかってお姉ちゃんを見つけると、ご褒美の綿菓子をがぶり!こんな笑顔、なかなか見たことありません。妹ちゃんも例外なく。どうしてお姉ちゃんだけ着付をお手伝いしなかったのかは、写真をご覧になると一目瞭然。ご覧ください、この可愛らしい日本髪と白粉。そして着付の上手さ。我が家の長女の七五三詣りの時に依頼した美容師さんがあまりにも上手かったので、ご紹介するとすぐに予約されました。草履だけはお揃いの妹ちゃんも、珊瑚色に花手毬の一ツ身にぼかしと絞りの被布がたまらなく可愛いんです。
 お母さんは幾何学模様の地紋に縞の染められた無地のような小紋に、これまた幾何学模様に織られた博多織のなごや帯を合わせて。三分紐を通した梅の帯留。その上から黒紋付の羽織というなんともカッチョイイ出で立ち。この羽織は、ご親戚の古い黒紋付のきものを羽織に仕立て直したもので、直線的な幾何学模様が重なるきものと帯の組み合わせに、羽織の縦涌模様の曲線で柔らかさを添えて。
 綿菓子の砂糖がついた手を、惜しげも無くきもので拭いていたのを「よかよか、この子たちのきものですから。お手入れをよろしくお願いします」なんて悠然とおっしゃっていたお母さんの肝っ玉に乾杯!もとい完敗。

たまらなく可愛らしい姉妹
おかあさんは小紋に博多のなごや帯、そして黒紋付の羽織。

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