街は自分たちで守る!

 毎年11月9日〜15日は、全国一斉に秋季火災予防運動が実施されます。
 要するに空気が乾燥して火事が起こりやすい季節なわけで、ストーブなど暖房器具(火器)を使用しはじめる秋には火災予防思想の普及を図り、火災の発生を防止することを目的に防災訓練(今回は高低差のある唐津城で実施)や広報活動が実施されます。ほかならぬ我が唐津市消防団内町分団でも、消防団員は家族との大切な時間をよそに、夜になると消防車に乗って地域のみなさまに火の取り扱い注意を呼びかけています。
加えて重要な任務が、写真の消火栓点検でっす!管轄地域にある全消火栓137箇所を1箇所ずつ蓋を開けては正常に水が出るか、止まるか(漏れていないか)、赤水が溜まっていないかなどを点検します。要するに火災が発生した時に正常に水が出るかどうかを確認する作業です。あまり知られていないのですが、「自分たちの街は自分たちで守る!」という精神のもと、こんな肝心要な作業も地域の消防団が担当しているのです。
 そして昼過ぎまでの活動後には着替えて仕事に戻り、閉店後にようやく家族との食事を楽しんだのも束の間、まさかの火災発生で出動。しかも出火元は知人宅という悲しい現実、、、を受け入れる間も無く活動終了後には使用した大量のホース洗いや次の活動に備えてポンプ車の点検&整備。
 明日はまた夜8時から広報活動。と、自分たちの街は自分たちで守ろうと頑張っている消防団の活動をもっともっと地域の皆様に知って頂きたいものです。

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