大切に保管されていたきものたちと、可愛らしい姉妹がご来店。
「私が3歳の七五三詣りで母が買ってくれたきものを長女にも着せようと思うんですけど、右も左もわからなくて」とお母さん。ところどころに黄変やシミなどが見られましたが、特に目立つシミもカビ臭もありませんでした!ずーっと仕舞いっぱなしだったにも関わらず。きっと、お母様(おばあちゃん)が天国から守っていてくれたに違いありません。こんなに温かい物語のお手伝いができるなんて、きもの屋冥利につきます。
満月の夜に突然降り出した雨は、可愛らしいお孫さんの姿に目を細められた涙だったのかも。
追伸
七五三のきものと一緒に持ってこられたウールのきものは、おねえちゃんに着せてみると寸法ぴったり。来年のお正月はこれで決まり。