澄みわたる秋空のような、

150923 「7歳のお祝着ってどんなの?」この時期に多いご相談。
 お宮参りでお召しになった一つ身という小さい寸法のきものは男の子なら5歳、女の子なら3歳くらいまでしか着ることができません。7歳のお祝いには大人のきものよりもひと回り小さな四つ身というものをご準備ください。3歳は「髪解きの祝い」と言って、女の子がはじめてお団子ができるくらい髪の毛が伸びるまで成長したお祝いということもあって被布コートを選ばれる方がほとんどですが、7歳は「帯解き」と言って帯が結べるくらい大きくなったお祝いなので帯を結びます。それに合わせてハコセコ、帯〆や帯揚、お垂れ(帯の下に飾り結ぶ布)や草履バッグが必要です。本日は7歳のお祝いを控えたご家族が来店。黄色、赤、水色と袖を通して、お嬢様が選ばれたのは水色。それに白っぽい帯とグリーンのお垂れをリクエスト。
 11月、澄みわたる秋空のような晴れ姿が目に浮かんだ今日でした。

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