夏にお召しになったきもののお手入れとなごや帯のお仕立てを承りました。
先日の39圓ほどではありませんが、これまた古くて新しい逸品。お客様がいつもお召しになる色柄とは一線を画したものでしたが、「あの小紋とあの紬になら合いますよ!」と仕立てられることに。までは良かったのですが、持ち帰って検品をしてみると、どちらを表にするかというのと別に、長さが短いことに気づいたのです!慌てて連絡を差し上げてご来店頂き、念のために一度結んでみてもらってから相談した結果、ギリギリセーフで長さが確保できたので仕立てることに。僕が1歳の誕生日を迎える2日前に織り上げられた一枚はカビもヤケも変色もありませんでしたし。
唯一気になるのは、検品札に記してある織った方がお元気だったらいいのにな、ということくらいか。