日陰が恋しい、京都出張2日目。

150902 昨夜の豪雨が嘘のようにお天道様のご機嫌麗しい京都は、すべからく蒸し風呂。
 「今日は月に2日しかない定休日なのに…」という湿気た気持ちを押し殺して朝一番に向かったのは、足腰の守り神?いのししの護王神社?の境内にある会館で開催中の染めの展示会。小紋、無地、九寸帯、付け下げなど、たいへん素晴らしい作品たちを朝から拝見できて気分はすっかり上々。糸や染めへのこだわりに比例してうなぎ上りの金額との均衡を探るのがとても難しい世の中ですが、あれだけ素敵な作品を拝見すると、つい加えていた指を反物につけてしまうのです。で、近頃すっかり足腰が弱ってしまわれたお師匠様に足腰の御守を手にして、勝負の2日目が再開。織りもの、染めもの、なごや帯、ふろしき、額裏、成人式に七五三。最後の最後に、これまで見たことのなかった有松絞りの作品に目を奪われて本日は無事に終了。
 「電柱でござる!」って、一息ついてる僕に誰か突っ込んで欲しかった…。

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