男性のウールのきものと羽織、黒留袖をお手入れで預かりました。
地球のほぼ反対側あたりになるのでしょうか、遠くスペインで開かれた弟さんのウェディングでお召しになったのだそうです。新郎からするとおじいちゃんがお召しになっていたというウールのアンサンブル、黒留袖は駆けつけることの叶わないお母様の代わりにお姉様が。それぞれご家族の想いを胸に。ご参列のスペインの皆様もたいそうお喜びになったそうですが、新郎はもちろん、一番お喜びになったのは遠く日本から幸せを一番に願うお母様だったのだとか。こうなるとシミだとか、寸法がどうだとか、5の次ですね。
日本の結婚披露宴できものをお召しにならないなんてMotte no hoka!