通常「喪服」と呼ばれていますが、正式名称は黒無地五つ紋付。に糸印。
つまり家紋が五つ染め抜かれているだけの真〜っ黒な縮緬の無地ですから、仕立て屋さんはさぁ大変!生地を裁った後に、ほんのちょっと目を反らした隙に逆さまや裏返しになったりしようものなら、もう分かりません。「真っ黒だから表でも裏でも上下逆さまでも分かんないでしょ!」とおっしゃるかもしれませんが、生地には向きがあって、誤って仕立てると色が違って見えたりするんです。
そこで!なんども当ブログでも紹介していますが、弊社では黒紋付に限らず、お仕立て前の生地に目立つ色で糸印をつけるようにしています。
「家紋が染められてるから間違うワケないじゃないですか!」というのはまた別の話。
