来年の夏祭りに向けて、

来年の夏祭りに向けた浴衣

 浴衣をお買い上げ頂きました。
 、尾花(ススキ)、葛、撫子、女郎花、藤袴、桔梗と言えば秋の七草。中でも草冠に秋を書いてだけに秋草と言えば一番に思い出しますが、早いものは夏前から咲き始めると言うから摩訶不思議。暑い夏にも秋の七草に待ち遠しい秋の訪れを託したに違いありません。木綿と麻が8対2の割合で織られたザラリとした心地よい肌触りの生地に、昔ながらの注染めで大胆にも藍色で萩の葉っぱを、黄色でお花を。墨色の細い縞(ピンストライプ)が粋を添えて。「ところで私に似合うかしら、」と反物を手に鏡の前に立たれて即決。
「ゆっくり良いからね」今年ではなく来年の秋に思いを馳せられたのでした。

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