大切に受け継がれる黒留袖。

蘇れ!眠れる黒留袖。

 4日ぶりに店を開けた昨日、「家紋の入れ替えや寸法直しの相談をしたいのですが、」と待ってました!とばかりにお尋ねのお電話。
 きものを拝見したり採寸したりと少し時間を要しそうな案件でしたので御来店日時を御予約頂いた本日、両手に抱えられた風呂敷包みを見てすぐにわかりました。さっそく拝見すると、立派な新品の黒留袖。色柄も素敵でしたが、寸法直しで解いてしまうのが勿体無いなーと思うほど仕立ての丁寧なこと。
 ただしお知り合いから譲り受けられたとおっしゃる黒留袖にあった五つの家紋はお客様の御紋とは異なるので入れ替えを御所望なのですが、もともと使われている染料や家紋の種類によって紋屋さんと相談しながら慎重に進めなければなりません。ということで週明けの宿題。そしてもうひとつ、寸法直しは身丈も身巾もということでしたので一度解いて洗い張りをしてお客様の寸法に合わせて仕立て直すことに。とその前に身巾を広げるのに縫い代の大きさや柄が染められてるかを確認するため少し脇の縫い目を解いてみました。が、大丈夫でした。
 いずれにしましても、大切にお召しになりたいと願うお客様のご相談ですから、うれしくなって丁寧な接客に努めずにはいられないのです。蘇れ!日本全国津々浦々に眠れる箪笥のきものたち。

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