伊勢木綿をもとめて灼熱の2日目。

伊勢木綿の織元、臼井織布さん。

 そろそろ秋の気配がしはじめた、、、な〜んてのは気のせいだったのでしょうか。そう、本日も京都は朝っぱらから灼熱で、予約していたレンタカー屋さんまで歩いて汗びっしょり(苦笑)。
 さて、日曜日で問屋が閉まっている京都市内なんか飛び出して、「おぉ、えぇよ」と二つ返事で店を開けてくださった伊勢木綿織元の臼井織布さんへ。10年ほど前までは取引があって反物を送ってもらったり稀に訪れたりしていたんですが、諸事情あってここ数年は仕入れることすらできませんでした。今回の出張では珍しく日曜日を跨いで京都に滞在することになってしまい、稀も稀な京都での休日を楽しむという案もあったのですがふと思いついて数日前に臼井織布の社長に電話を差し上げてのこと。

たくさんある見本帖の1ページ。
たくさんある見本帖の1ページ。
 到着後におひさしぶりの挨拶とお互いの現状確認を済ませると、以前も工場内をひと通り見せてもらったのですが10年ぶりということもあってふたたびぐるりと。さすがに社長おひとりだったので織機などすべて動いてなかったのですが、糸を整えるところからすべてを拝見した中で見つけた山積みの見本帖。これまで織られたものがすべて収められています。よほどのものではない限り、同じものは織られてないという力強さは相変わらず。
木綿ジャングルの中から拾い上げた池田屋好みの20反。
木綿ジャングルの中から拾い上げた池田屋好みの20反。
 そうして最後に辿り着いた蒸し風呂のような伊勢木綿ジャングルの中から手に入れた池田屋好みの20反。そのうちの2反はもうしばらく楽しめそうな綿麻。と、生晒しの手ぬぐい生地とスカーフにも使えそうな色とりどりに織られた手ぬぐい生地を各1反ずつ。と、「せっかくはるばる来てくれたんでサンプルで作ったバッグをひとつ!」はご機嫌の社長からのプレゼント。反物たちは今週末には店頭に並びますので、この秋のおしゃれを早い者勝ちで探しに来てください!
 さ、明日は1日で10数軒をまわってお客様からの御所望品を探す旅路。気合だ!気合だ!気合だぁ〜!

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