近江ちぢみと阿波しじら。

織り上がってきたばかりの近江ちぢみ。

 こちら唐津は最高気温が20度を上回っちゃりして、すっかり春色です。
 夏を彩る今年の新作浴衣たちの登場はもう少し先として、先月の京都出張の折に発注していた近江ちぢみ阿波しじらが織り上がってきました。近江ちぢみは木綿と麻の交織で、日中の最高気温が25度を超すゴールデンウィークあたりから10月中旬くらいまでとっても心地よいきものです。かくいう僕も2枚持っていて春から初秋にかけて欠かせません。実は麻100%も織られていますが、そっちは小千谷ちぢみに任せて、僕自身が綿麻の心地よさを気に入ってみなさんにもお召し頂きたいので近江ちぢみは綿麻のみを仕入れています。対する阿波しじらは木綿100%の織物で、経糸と緯糸の本数と組み合わせによる張力差によって生じる凹凸が特徴です。凹凸によって汗をかいてもさらりとベトつかない心地よい肌触りで、その上軽くてこれまた夏には欠かせない生地です。
 さぁ、色柄の染められた粋な浴衣を取るか、独特の着心地を楽しむか、夏が待ち遠しすぎます!

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