決算バーゲン初日!

菊の訪問着、なごや帯に羽織。

 おかげさまで本当に良い決算が迎えられそうなので、いつにも増して気合を入れて引き算のおベンキョーをする覚悟でございまーす。
 本日も朝一番から大入満員とまでは申しませんが、お約束でもしていたかのように2時間毎にお二人(組)ずつくらいのペースでゆっくりと楽しく接客のできた1日となりました。しかも常連様とは言え、はるばる福岡市からバスや電車を乗り継いでお越し頂いたりと感謝の念に堪えません。本当に良い決算が迎えられそうではなく迎えられます!!!
 そんな中、毎回上手にお好みのきものや帯を掘り出してと申しますか釣り出してくださるお客様が、本日は美しい紫地に大きな乱菊の刺繍が施された訪問着に、これまた背中に大きな乱菊が友禅で描かれた羽織、そこに思い出したように手を叩いて帯の山から塩瀬羽二重地に乱菊が刺繍と友禅で描かれたなごや帯を持って来た女将。さすがに訪問着なごや帯を結ばれる訳もなく乱菊3点を同時にお召しになる訳もありませんが、とっても喜んで頂きました。そのほか単衣の時期から羽織るもの、この10月に仕入れたばっかりのなごや帯、岩佐の草履に片貝木綿などが次々に算盤が弾かれながら嫁ぎ先を決めて行きました。
 すべての御縁に共通しているのは「すぐにお召しになる」こと。唐津・池田屋呉服店が掲げている「はじまりは、きものに袖を通すこと」というモットーが間違っていないことをお客様が教えてくださっています。

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