刺繍の一ツ紋。

一つ身に入れた刺繍の一ツ紋

 キーワードは「向日葵」でした。
 我が家の子どもたちにそれぞれ想い想いの地模様と色を考えて白生地から誂えたお宮詣り一ツ身をご覧になったお客様が、たいそう気に入って頂いて今回で6枚目(だったかな?)となった太陽の光を浴びた向日葵の花びらのような眩しい黄色のきもの。地模様は紗綾形に菊。お宮詣りに間に合わうように昨年8月に納めたのですが、家紋が間に合わずに(と申しますか家紋が決まらずに)年をまたいでようやく納品に漕ぎ着けました。家紋といっても古からあるものではなくて、新米お母さんがネットで調べて見つけれこられた玄界灘をイメージした波に浮かぶ向日葵の紋章。それをきものの黄色い地色に合うように、向日葵のように、波も目立つようにと試行錯誤の末に決まった色で刺繍職人が見事に縫い入れてくださいました。と同時に、これまた恒例の生年月日とお名前と家紋を刺繍したA4サイズの額装も作成いたしました。双子のお兄ちゃんに続いて出逢いに来てくれた3人目はお姫様。そうこうしているうちにお兄ちゃんたちの七五三詣りがもうすぐそこ。そしてそして!いつも白生地から誂えてくださるこちらのお客様(おばあちゃん)は実に12人目のお孫ちゃん。
 「自分の娘の時には経済的にも精神的にも余裕がなくって、きものを着るとか誂えるとか考えることもできなかったけど、孫には平等にお祝いしてあげたいんです」と相変わらずの商売繁盛ぶりでお仕事が本当にたいへんそうですが、幸せいっぱいのご様子。僕たちも子どもや孫に囲まれてこんなおじいちゃんおばあちゃんになりたい!と伺う度に思うんです。
 笑顔いっぱいの元気な赤ちゃんは、これから大きな波に乗って大輪の花を咲かせるに違いありません!
 

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