元気に活躍されている有名店の足元にも及ばない僕や弊社にとっては遠いよその国だと思っていた東京キモノショー。
その主催者のおひとりでいつもいろんな相談に乗ってもらっている方から175体ものトルソーが所狭しと立ち並ぶ「キモノスタイル展」にお誘いを頂き、日頃着ているきものたちの中から写真の一式を出品することに決めました。きものはお客様から頂いた女性物たった小千谷縮を洗い張りをして僕用(男性用)に仕立て直したもの。長襦袢は麻、半衿は正絹の絽、帯は近所の手芸品展で買った麻の生地を半分に折ってミシンで縫ったもの。足袋は向島めうがやさんで誂えて麻足袋、下駄は長らく東京下町で履物屋さんをされていた方の勇退記念に頂いたもの。
最高気温が25度を超え始めたら麻に衣替え!と毎日思えるようになったのは、毎日きものを着て過ごすようになってから。なんて想いが届きますように!と、東京キモノショーに発送します。