東レ爽竹の長襦袢。

東レ爽竹の長襦袢。

 一度袖を通すと汗にまみれる夏の長襦袢選びは、「自宅で洗えるかどうか」が大きな分岐点になります。
 絹織物の紗の長襦袢は、とにかく軽くて涼しい。けど絹織物をご自宅で洗うと絹本来の光沢や風合いが損なわれたり、色物だと色が流れたりするので専門の業者や職人の手に委ねるしかなく、着心地は最高なのですがお手入れの面でやや面倒臭い。
 夏の定番と言えば麻織物。汗ばんでもべとつきにくいザラリとした肌触り、深い指数の原因となる湿気をいち早く除いてくれる乾きの早さが特徴です。かくいう僕も夏というか5月初め頃から麻織物の半襦袢に袖を通してはその日の夜に洗濯をして翌朝には乾いていてまた袖を通す日々を送っています。
 そして!ようやく本題に入りますが、本日紹介いたしますのは!爽竹の長襦袢。日本が誇る合成繊維をはじめとする化学企業の最大手である東レが、独自に開発したポリエステルと竹を原料とした繊維を複合して開発した夏向けの長襦袢地です。竹と聞くと硬そうな感がありますが優しく柔らかい肌触りで、消臭効果や抗菌効果があります。そして何よりも、洗濯機で洗っても擦れにくい丈夫さと乾きの早さ、アイロンいらずのシワになりにくさが特徴です。色物ですが色落ちの心配も御無用。実際に袖を通した感じは天然繊維の絹や麻に比べると涼しさは劣りますが、何よりも汗をかいた後のお手入れの簡単さと丈夫さが最大の売りです。脂分と水分のある汗汚れは、ドライクリーニング(油洗い)ではスッキリせず、水洗いが超のつくおすすめ。
 今日は蒸し暑そうだなぁ、雨が降るかも、、、けど帰ったらネットに入れて洗濯機で洗えるからいいや!とこの長襦袢にまずは手が伸びること間違いなし!

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