「主人の羽織紐が見つからない!」「帯枕も見当たらない!」
令和四年2日目の幕開けは、昨年に引き続き着付を承った御家族様から。昨年はおばあちゃんもお召しになりましたが、今年はお召しにならずに親子4人水入らず。が、御予約のお時間になっても影が見えないので連絡を差し上げると、ほどなく御来店。そんなこんなでした。お約束通り足袋と岩佐の草履は履いて御来店でしたが、どうしても見当たらない御主人様の羽織紐と奥様の帯枕はめでたく2日目の初商いとしてお買い上げ頂きました。えへっ、
続いても御家族様。一昨年、お父様がお子様用に片貝木綿のきものを誂えてくださったのですが、なかなかお召しになる機会がありませんでした。そこで若女将が御家族揃って初詣にお召しになることを打診、そして受諾。うれしやたのし、お母様は大島紬に縮緬地のなごや帯、男の子と女の子はそれぞれ片貝木綿に兵児帯。男の子は手放せないゲームに夢中、女の子はすっかりお姉ちゃんになって我が家の三女と走り回って遊んでくれました、きものを着たまま。
昨日、閉店後に家族で氏神様に初詣に出かけましたが、残念ながら例年に比べてきもの姿は少なかった印象でした。が、弊社はお正月からきものをお召しになる方が続々といらしてまさに幸先よくって。明日は朝一番でレッスンの御予約も。なんて佳い年だ!!!